事務所ブログ
消費税込みで経理をしているときの節税方法は?
まず、消費税込みで経理をするとはどういうことでしょうか。
例えば消費税込みで105円の物を買って、このとき消費税込みの105円で経理をする方法です。
逆に、消費税抜きで経理をするとは、100円と5円に分けて経理をすることをいいます。
次に、消費税込みで経理をしている場合に、申告時に納付する消費税を経費にする日には2つあります。
①未払消費税として、決算で経費にする
②申告書を提出した日の経費にする
例えば、3月決算の場合、
①3月31日時点での未払消費税として、経費にする
②申告日(4月1日以降)で経費にする
ということです。
つまり、①の方法だと当期に、②だと次期に経費として計上することになります。
これはどちらを選択してもかまわないので、当期が黒字の時には①を、赤字の場合には②を採用するとよいでしょう。
しかし、注意する点があります。
この時、「継続して」この処理を採用しなければなりません。
前期は黒字だから①を、今期は赤字だから②を採用というのは、「継続して」という要件を満たさなくなります。
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