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来年4月1日の消費税率引上時に、5%なのか?8%なのか?、ちょっと悩む税率の取扱いについて

節税小ネタ(法人税)

2013年06月4日

 消費税率は、来年、平成26年4月1日から8%へ平成27年10月1日から10%へ引き上げられます。
 平成9年に3%から5%に引き上げられて以来、17年ぶりです。
 事業主の皆様は、今後約1年間、各種の経過措置への対応、価格の付け替え(店内値札、ホームページ、カタログ、パンフレットなど)、販管・会計システム等のバージョンアップなど、準備に追われることと思います。

 

 来年4月1日の施行日前後の取引について、税率は、5%なのか?8%なのか?少し頭を悩ませる事例について、いくつかご紹介しましょう。

 

例① 26年3月31日までに仕入れた商品を4月1日以後に販売した場合の消費税率は?

例② 26年3月31日までに販売した商品が4月1日以後に返品され、その対価を返還したときの消費税率は?

例③ 26年4月1日以後に乗車・入場・利用する、旅客運賃、映画・演劇等の入場料金を3月31日までに事業者が領収するときの消費税率は?

5%でしょうか?8%でしょうか?

 

(答え)

① 4月1日以後に販売した商品は、8%が適用されます
  特例的な経過措置が適用される場合を除き、施行日(4月1日)以後に行われる資産の譲渡等・課税仕入等については、新税率が適用されます。

  商品の仕入については、施行日の前日(3月31日)までに行われたものですから、課税仕入の消費税額は、5%として計算します。

 

② 施行日前(3月31日以前)に行った商品の販売について、4月1日以後に商品が返品され、対価の返還等をした場合には、5%(旧税率)により消費税の計算をします。

  この場合は、トラブルを避けるためにも、取引当事者間において取り交わす請求書等に適用税率を明記しましょう。取引の相手方は、その請求書等に記載された税率により、仕入に係る対価の返還等の消費税の計算をします。


③ 4月1日以後に乗車・入場・利用する旅客運賃、映画・演劇・音楽・スポーツ・美術館・博覧会他への入場料金を、3月31日までに事業者が領収する場合は、5%(旧税率)が適用されます。

  前売指定席券、前売入場券、前売利用券、回数乗車券、定期乗車券、プロ野球の年間予約席等が該当します。
  (注)乗車券等が発行されない、チケットレスサービスも、5%の旧税率が適用されます。

  (注意) 3月31日以前にICカードに現金をチャージ(入金)し、4月1日以後にそのICカードにより乗車券等を購入又は乗車等する場合は、旧税率は適用されません。ICカードへ現金がチャージ(入金)された時点では、乗車券等の販売を行っていることにはならないからです。

 
 この他にも、工事が長期にわたる住宅等の建物については、いつまでに契約すれば旧税率の適用を受けられるの?マンションは?オフィスビルの賃料は?等々、多くの疑問点があると思います。

 お役に立ちそうな事例について厳選し、今後、順次、ご紹介をしていきたいと思います。

 

 


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