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針路変更

所長の眼鏡

2006年05月1日

5月1日、今日からいよいよ「新会社法」がスタートします。
株式会社を設立するのに、資本金は1円でも良く、取締役は1人でも良いのです。ある意味「自由」に事業がスタートできる社会が来たのです。
学生、フリーター、団塊の世代の定年組、あるいは主婦…、いったいどれだけの会社が誕生するのでしょうか。

実は、この会社法というのは、もともと商法の一部に規定されていたのですが、その商法が制定されたのが明治32年ですから、なんと!107年ぶりの大改正なのです。
イチローが大リーグ記録を塗り替えたことよりも歴史的なことなのです。ということは、経済社会も大きな変革期になるのではないでしょうか。

一方、来月の6月1日からは、道路交通法が一部改正され、駐車違反の取締りが民間委託されます。
駐車時間が5分か30分かといった悪質性は考慮されず、チョークは使用せずに、1分でもアウト!です。
もし逆らえば公務執行妨害になるそうです。そんな・・・(T_T) こちらは全く「不自由」です。

一隻の戦艦がひどい天候の中、作戦行動のために何日間も海に出ていた。艦長は、日に日に悪化する状況が 心配で、すべてを見張れるようにブリッジにとどまっていた。
ある濃い霧の夜、日が暮れてすぐブリッジの見張りが叫んだ。
「艦長、明かりが見えます。右舵船首の方向です」
「停泊しているのか、それとも離れて行こうとしているのか?」艦長は尋ねた。
見張りはその船が停泊していることを確認し、戦艦がその船に向かって衝突進路にある危険な状態であった。
艦長は通信兵に大声で言った。
「その船に信号を送るんだ。『本艦は衝突進路にある。二十度北に針路をとるように勧告する』と」
するとその船から返信が来た。
「そちらが針路を二十度南に変えるように」
返事の傲慢さを不愉快に感じた艦長はこう命じた。
「送信しろ。『私は艦長だ。針路を二十度北に変えなさい』と」
また返事が来た。
「私は二等航海士です。しかし、そちらが二十度南に進路を変更した方がいい」
艦長はとうとう激怒して叫んだ。
「送信しろ。『こちらは戦艦だ。針路を二十度北に変更せよ』」
返事が来た。
「こちらは灯台です」
艦長は針路を変更した。

法律は、経済や社会の環境の変化とともに改正されていきます。「人々のよりよい生活のために」といったところでしょうか。
ただ、時には納得できない法律や規制が存在することも事実です。
しかし、その状況を柔軟に受け入れ、濃い霧の中でも、自らの会社が柔軟な対応を取れることが大切です。


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