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ゴミを拾う大谷選手

所長の眼鏡

2018年05月1日

大リーグのエンゼルス大谷翔平の大活躍に、野球ファンのみならず、日米の多くの人々が驚愕の声を上げています。

大谷選手のメジャー挑戦は、楽しみではありましたが、いきなりここまで活躍するとは思っていませんでした。

マンガでも編集で却下されるような活躍ですね。

かつての野茂旋風やイチローフィーバーを思い出します。

 

 

 

 

この大フィーバーの中で、ある記事に目が留まりました。

現地時間4月11日のレンジャース戦、8回表に四球を選んだ大谷選手は、相手投手の鋭い牽制球に慌てて一塁に戻ります。

このとき大谷選手は一塁ベースに長い足をかけながら、手を伸ばしてファウルラインの内側に落ちていたゴミを拾ってファウルゾーンに投げたのです。

このあとの牽制死が大きく報じられましたが、メジャーの大舞台で、グランドに落ちていた小さなゴミに目が留まり、それを捨てた行為にただならぬものを感じたというのです。

 

 

メジャーの放送ではベンチがよく映ります。

選手の足元には食べた後のヒマワリの種のカスが散乱し、そこに選手は平気でつばを吐いています。

一方、大谷選手は慣れないヒマワリの種のカスを手の中に入れながら食べていましたし、グランドの小さなゴミに目が行き届く感性を保っているのです。

 

 

ゴミを拾う行為は、日本のプロ野球ではしばしばみられます。

名遊撃手として知られた元ヤクルトの宮本慎也は、目の前の土を手でならし、小石やゴミを拾っていました。

実は、大谷選手はチームの大先輩である稲葉篤紀(現侍ジャパン監督)が、ベンチ前のゴミを拾ったのを見て感動し、それを真似るようになったのです。

彼自身はそれを「人が捨てた運を拾っている」と表現しています。

私は父がよく小さなゴミを拾ったり、庭に落ちている落ち葉を黙々と拾っているのを思い出しました。

 

 

話しは変わりますが、登山家で有名な野口健さんは、ヒマラヤで多くの死を見てこられました。

そこには「死にやすい人間と、死ににくい人間がいる」と仰っています。

山で死にやすい人間は非常に情熱的で、(そもそも情熱的でないとヒマラヤに登ろうとはならないと思いますが…笑)その部分が強すぎると、苦しんでいる自分に酔いしれるようなところが出てきたり、激しく感情を出すようになり、そういう人は死んでいくんだそうです。

生き残る人は淡々としていて、その典型が三浦雄一郎さんで、喜ぶとか、悲しみとかいう感情を出さず、いつも淡々としているそうです。

あと完璧主義者もダメで、みんなで登山のスケジュールを作っても、天候はころころ変わるし、なかなかその通りに行きません。

野口さんは

「完璧主義者は修正ができにくく、自分がイメージしているものへの思いが強くなりすぎて、スケジュールの通り行こうとする。

無理に進んだり、自分で自分を追い詰めて、いっぱいいっぱいになるのでしょうか。

自らザイルをほどいて僕の目の前で崖に向かって跳んだ仲間もいました。

僕より二つ若い英国人で、すごく真面目な人物でした」

 

 

大谷選手はメンタルが強いとよく言われますが、自身の平常心を保ち、冷静にプレーするために様々なことに取り組み、その一つとして「ゴミを拾う」という小さな行為をあえて行い、実際に小さなゴミに目が留まるというのは素晴らしいことだと思います。

あの大きな体で頭(こうべ)を垂れるのは好感を持てます。

ますます応援したくなるとともに、私も見習わなければと思います。

 

 

 


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