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国家予算を家計に例えると

所長の眼鏡

2007年04月1日

いよいよ2007年度がスタートしました。
新年度といえば「学校」を思い出しますが、新しい学年を迎えてドキドキしていたあの頃が、今では懐かしく思えます。
また、4月に新年度をスタートする会社も多く、暦の上での1月という新年のスタートと同様に、4月も新しい生活のスタートとして心が引き締まる季節です。
この新年度というのは「国」の会計年度がもとになっているのはいうまでもありませんが、日本では、明治19年にイギリスに倣って「会計年度」を4月から3月とし、現在まで続いています。

さて、2007年度の予算が3月26日の参院本会議で、自民、公明両党の賛成多数で可決され、成立しました。戦後5番目のスピード成立だったそうですが、これにより、国会の焦点は安倍首相が最重要課題と位置づける教育関連法案や憲法改正の手続きを定める国民投票法案など重要法案の可否に移り、気分はすっかり選挙モードといったところでしょうか。

しかしその内容を吟味すると、「給料は増えたが、支出も膨らんで相変わらずの借金生活。。。」といった感じで、しかも、給料(税収)が増えたのも、民間の努力と犠牲による景気回復に伴う自然税収増に恵まれたことが大きな原因です。
ここで、2007年度予算の一般会計82兆9088億円を1000分の1に縮小し、年収829万円の家計に例えると、危機的な台所事情が浮かび上がってきます。
2007年度予算を家計に例えると

税収 53兆4000億円 夫 534万円
その他収入 4兆円 妻 40万円
公債 25兆5000億円 新たなローン 255万円
歳入 82兆9000億円 年収 829万円
社会保障費 21兆1000億円 通院・薬代 211万円
文教・科学技術振興費 5兆2000億円 教育費 52万円
公共事業費 6兆9000億円 家の修繕費 69万円
地方交付税 14兆9000億円 子供への仕送り 149万円
国債費 20兆9000億円 ローン返済 209万円
その他 13兆9000億円 生活費 139万円
歳出 82兆9000億円 支出 829万円

収入は夫と妻のパート収入を合わせると574万円。普通はこの中でやり繰りをし、生活をします。
夫婦で話し合った結果、今年最低限必要なものを計算すると、医療費になんと211万円もかかり、子供の教育費は52万円、家の修理も69万円の請求がきています。
子供への仕送りもしなければならず149万円。さらに、数年に渡って借りたローンの返済予定が209万円あります。生活費として最低限139万円が必要なこの夫婦は、もう完全に金銭感覚が麻痺しています。

今年も悪びれることもなく、さらに返済額以上のローンを申し込んでみました。
普通はどこも貸してくれませんが、なぜかこの家庭はあっさりと借りれるのです(笑)。
ローン残高(国債残高)は、年収の約10倍の5470万円で、何十年もかかって子供たちが返していくことになります。財布のヒモを緩めすぎという次元ではないし、やはり収入が増えた分は、全額借金の返済に回すべきだったのではないでしょうか。


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