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バリー・ボンズとホームランボールと税金

所長の眼鏡

2007年10月1日

2ヶ月前の8月7日、海の向こうアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコにある野球場で、43歳の男が大記録を樹立しました。

その男とは、米大リーグ、サンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズ
これまでに米大リーグ史上最多7度のMVPに選出され、シーズン73本塁打や5度の30本塁打30盗塁、そのうち1度は40本塁打40盗塁を達成し、ゴールドグラブも8回獲得するなど、数々の記録を打ち立てています。
そのバリー・ボンズが、756本目となるホームランをライトスタンドに打ち込み、ハンク・アーロンの持つ755本のメジャー通算本塁打を見事塗り替えたのです。

しかし驚異的な成績を残す一方、彼には薬物疑惑があり、ファンやマスコミの間では「ドーピングの産物」として否定的な反応を示す者が多いこともまた事実です。
当時ホームラン記録を持っていたアーロン氏も、「ボンズという名前のつづりすら知らないよ」と吐き捨てていました。これが「アメリカの品格」なのでしょうか。

 

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その一方で、アメリカの新聞が王監督の謙虚さを絶賛し、「ホームラン王、紳士」という記事で称えました。
王監督は米紙ロサンゼルス・タイムズのインタビューで、筋肉増強剤の使用は悪いことだとはっきり指摘しつつも、「以前は禁止されていなかったのだし、第一、ステロイドを使用したからといって誰もがホームランを打てるようになるわけではない」また、自らの通算868本のホームランについて、「日本のマスコミは世界記録というけれど、私はそんなふうに思ったことは一度もない。
私は、日本で一番多くホームランを打った人間、ということです」と語り、史上最強のスラッガーは誰かについては、ベーブ・ルースこそが史上最高のホームラン王だと述べています。(さすが、王さん!^^;)こうした人柄が、大リーグで活躍する日本人選手が続々と誕生する今の状況にあっても、王監督が変わらず日本球界の顔であり続けている理由だ、と米紙の記事は結論づけています。

さて、話を戻しますが、ボンズのホームラン記録の後、そのホームランボールの行方が話題になりました。
このボールを手にしたのはニューヨークの21歳の学生マット・マーフィさん。オーストラリアに旅行する途中にサンフランシスコに立ち寄って、運良くボンズの756号ホームランボールを手にしたそうです。
しかしここからが大変で、このボールは資産として課税対象になる可能性が高く、彼は税金を払う余裕がないためオークションに出品することにしたそうです。持っていても税金がかかるというのはおそらく本当の話で、ボールの価値を基準として課税されることになると思われます。
結果、落札額は日本円で約8650万円。20%の手数料と、約45%の税金を引いた彼の手取りは約4000万円ということになります。(;一_一)

しかしこの後、状況は新たな展開を見せます。落札者のマーク・エコーさん(35)がボールの行方について、「野球殿堂に贈る」「薬物使用の注釈付きで野球殿堂に贈る」「宇宙で爆破させる」の3つの選択肢で、インターネット投票の結果に委ねると受付を始めたのです。
ボンズは「すべての選択肢は何の重さもない。彼は 愚か者だ」と批判していますが、私も全くの同感です。


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