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21世紀の新成長ビジネスは!?

所長の眼鏡

2008年02月1日

家族で日帰り旅行に出かけたある休日の夜、帰りはなぜか事故渋滞…。そこで、助手席のお母さんは携帯電話を取り出して、自宅のリビングの照明を点灯させて人がいるように見せ、帰宅時間に合わせてお風呂を沸かし、お父さんが見たいテレビ番組の録画予約をセットした。

2015年にはこのように、外出先から携帯電話などの通信機器を使い、ネットワークを介して家の中の家電を自由に操作することが当たり前になっていると言われています。
このようなことができるのは、家電が情報家電になっているからで、「情報家電」とは、簡単に言えば、ネットワークに組み込むことができる家電のことです。おそらく2015年には、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、食器洗い機、掃除機、洗濯機、さらに家事代行ロボットなど、すべての家電が情報家電になり、例えば、何時に洗濯をし、何時に掃除をし、何時にご飯を炊き、何時にお風呂を沸かし、といった1日の家事の予定をホームサーバーに伝えておくと、予定の時間がきたらホームサーバーが命令を飛ばし、それぞれの家電を動かしてくれるのです。昔であれば想像もつかなかったことがもうすぐ目の前に現実となって現れるのです。

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実は最近、『徹底予測 これが新成長ビジネスだ!』(田中將介監修、三菱総合研究所編著、日本経済新聞出版社)という本を読んだのですが、ここには21世紀をリードする新ビジネスや新技術がびっしり紹介され、詳しく解説されています。例えば、不老不死に一歩近づく再生医療、超微細技術によるメスを使わない医療、動植物からつくられるバイオ燃料、家庭で充電できる電気自動車・・・などなど50種類以上が紹介されています。一歩先には思わぬチャンスがあるかもしれません!

しかし、この本を読んで少し怖くなったのですが、人間便利になるばかりで、果たしてこれらの新しい技術は必要なのでしょうか…。確かに医療や介護、社会インフラなどは必要で、注目したいビジネスはたくさんあります。しかし、生活サービスについては先に述べたように、過度な技術は本来の人間が持つ能力を退化させているように思えてなりません。
便利になったその後はどうなるのでしょうか。

例えば、インターネットというものを考えたとき、Eメールが我々の仕事から時間と場所を奪い、仕事をエンドレスにしてくれました。
また携帯電話が、どこにいても仕事が追いかけてくる環境にしてくれました。そのため、それらの複雑になった環境を調整する時間が格段に増える結果となっています。一人当たりの仕事量が増え、しかも要求水準は高くなり、スピードが重視される時代になり、ヒトの受けるプレッシャーは時代とともに多くなっているように思えます。

このため、経営者のストレスレベルは非常に高く、組織の雰囲気も緊張状態が続いているでしょう。
現場の管理職も自分のことで手一杯で、新人を育てる余裕が心身ともになく、こうした状況を理解できない若い世代は簡単に離職してしまいます。

現在の混乱する政治と経済情勢の中、企業は実力不足の人材をフォローしつつ、内部環境を整えることも急務で、その上で将来を見据えた新成長ビジネスを開発し、時代から取り残されないようにしなければならないのではないでしょうか。


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