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倒産の“芽”は好調なときに育つ

所長の眼鏡

2008年07月1日

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今月は久しぶりに堅苦しいタイトルです。最近チラホラと不渡りや貸し倒れの話しを聞きますし、昨今の原油高であらゆる品種のコストが上がっていますので、取引先の与信管理にはくれぐれも注意をして下さい。

崖っぷちの経営者に再生の道を指南し続ける野口誠一という方がおられるのですが、野口氏は25歳のとき玩具メーカーを設立し、5年後には従業員100名、年商12億まで成長したが、ドルショックと放漫経営がたたり倒産しています。野口氏は「良いときは毎年家を買いました。これが1番いけなかった。バカになった。そして悪くなったときに、借金がたまっては家を売ってしのぎました。翌年もう1軒。その翌年にもう1軒。玩具メーカーなのに家を売ってしのいでいました(笑)」と、なんとも笑えない話です(^^;)

しかしその翌年に「八起会」を設立。ご自身の経験を元に倒産者の再生の相談を30年間続けてきたそうで、野口氏のもとを訪れる人は、年間1000人を超えるそうです。野口氏曰く、「失敗する人は、「金」「心」「体」のバランスが悪く、倒産者の9割は超真面目」だそうです。では真面目に働いて倒産する・・・なぜか!?

「仕事しかしていなかったからです。バランスなんです。心、教養の部分が欠けていたんです。日常生活の 中で、何かを学んだり、本を読んだり、家族と一緒に温泉旅行に行ったり、子供と遊んであげたり、夫婦仲 良く美味しいものを食べに行ったり・・・こういう時間がなかったのです。倒産の原因は不況にあり、こんなことを言っているのは、マスコミと倒産者だけです。いいときの生き方にこそ、倒産の原因はあるんです。その原因の芽を自ら育てているんです」とおっしゃっています。

そして、倒産する社長の条件とは、
① 聞くのが嫌い…こんな勉強会やってためになるのか。自分は「忙しい、忙しい」。
② 数字が全く読めない…相談に来た人に「借金はいくらあるんですか?」と聞いたら、「確か1億か2億くらいです」そりゃあ倒産します。
③ 人が使えない…なんでも自分でやってしまう。
④ 一杯飲むときに、いない人を褒めているか?…「ここだけの話だよ…」という話しは、絶対に言ってしまうものです。そして、知らず知らずのうちに敵を作るのです。
⑤ 後継者の失敗に金を出さない…息子のやっていることを黙ってやらせること。握りつぶさない。この失敗は貴重な財産になるのです。
⑥ 後継者の無駄な挑戦、親を越えようとする…親父を越えようとすることは無駄な努力です。親を越えることは絶対にできません。すべて親が上です。そもそも親は、敵ではないんです。では、競うべき敵はどこにいるのか。同業者です。
⑦ 仏壇がない…統計をとってみて驚きましたが、倒産者の8割の家で仏壇を置いていないのです。
⑧ 夫婦不仲…調子がいいとき、一番儲かっているときに夫婦が不仲。倒産社長の多くが当てはまります。
それぞれ納得させられるものばかりだと思います。

自分はもちろん取引先の社長もこれに当てはまる人はいないか、参考にされてみてはいかがですか?


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