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栄養学と経営学

所長の眼鏡

2009年09月1日

私事ですが、この夏ダイエットをしました。

日頃の運動不足がたたってメタボまっしぐらだったのですが、今年40歳を迎えるにあたって決心しました。

食事は高カロリーのものはやめ、毎晩腕立てと腹筋を100回、そして週末はジム通い…と。

その甲斐あって、約3ヶ月間で6kg減量することができました。

最初は10分走るだけでも心臓が口から飛び出しそうでしたが、今では30分~40分以上走っても心臓は大丈夫です(^^;)

 

このダイエットで2つのことを知りました。

まず、ジムに通って思ったのですが、あそこには目的意識を持った人しかいないということです。

ダイエット、体力維持、筋力増強、シェイプアップ…なかには美味しいお酒を飲みたいという人もいるでしょうが(笑)

あの空間に足しげく通う人には、必ず目的や目標があり、それに向かって必死に頑張っているのです。

 

もう一つは、栄養学です。

明治初期、東京医学校教師として来日したドイツ医師・ベルツは、日本に30年間も滞在し、近代医学に大きく貢献しました。

しもやけの薬“ベルツ水”は今でも市販されていますし、著書『ベルツの日記』には当時の日本人の驚くべきエピソードが書かれています。

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ベルツは、東京から110km離れた日光に旅することになり、馬を6回取り替え、14時間かけてやっとたどり着きました。

もう一人は人力車を使いましたが、なんと30分遅れるだけで、それも交代なしで日光に到着したのです。

驚いたベルツは、人力車の車夫の食事を調べると、玄米のおにぎりと梅干、味噌大根の千切りとたくあんだったのです。

日常食も米、麦、粟、ジャガイモなどの低タンパク質、低脂肪の粗食でした。

肉も食べずにこれだけの力が出ることに驚き、そこで、ドイツ栄養学を適用すればより一層の力が出るであろうと、食事の実験を行いました。

 

22歳と25歳の車夫を二人雇い、一人におにぎりの食事、もう一人に肉の食事を摂らせ、80㎏の荷物を積み、毎日40km走らせました。

その結果、肉料理を加えた車夫は疲労が甚だしく、3日後には「肉食では走れないから肉の量を減らしてくれ」と頼んできたのです。

おにぎりの車夫は3週間走り続けることができ、肉を減らした車夫も食べ物を元に戻すと元気に走れるようになったそうです。

 

私がダイエットで得たこの二つの気づきは、経営でも同じです。

まず、目的・目標を持つことは当然で、何のために経営をしているのか?今年の目標は何なのか?

事業計画で経営理念を明確にし、数値目標を設定している会社とそうでない会社とでは、数年後に明らかに差が出ます。

 

もう一つは、人生には回り道も時には必要ですし、会社経営においてもムダは付き物ですが、人間の身体、会社の財務面でのムダは極力無くしたほうが良いということです。

日本は食事の欧米化によって生活習慣病が蔓延し、世界一の癌大国になってしまいましたし、欧米型の道徳心のない経営は破綻をすることも世界同時不況で証明されました。

日本人は本来のパワーを取り戻さないといけませんし、果たして新政権にその舵取りが出来るのでしょうか。。。

現在の栄養学から見れば、戦前の日本食は粗食とみなされますが、日本人の唾液の量、胃腸の長さに適応していた食事だからこそ外国人がビックリしたパワーを持っていたのでしょう。


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