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初心忘れるべからず

所長の眼鏡

2011年01月1日

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今年は、4月に統一地方選挙、九州新幹線が開通、6月に地上アナログ放送が終了、12月に東京スカイツリーが竣工します。

大阪では、何と言っても5月に開業予定の大阪駅新北ビルでしょう。

果たして伊勢丹と三越がコラボする「JR大阪三越伊勢丹」が、大阪に新たな風を吹き込んでくれるのでしょうか。

また同時期に、阿倍野の再開発もオープンします。

こちらは個人的に子供の頃から慣れ親しんだ街なので、どのような姿を見せてくれるのか楽しみです。

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さて、「一年の計は元旦にあり」といいますが、皆さんも様々な計画を立てられたことと思います。

日頃は仕事に忙殺されていても、この時期は普段と違った発想ができるものです。

 

-ここにある物語があります。-

丸太を切っている樵(きこり)。

よく見るとノコギリの刃がこぼれている。

ある人がそれに気づいて声をかけます。

「ちゃんと刃を研いでから切ったらどうですか?」

樵は

「忙しくて研いでいる暇なんてないのです。とにかく切り続けないと間に合わないのです…」

短いですがハッとさせられる物語です。

 

最近、当事務所の所長の口癖は「ご破算する」です。

ソロバンで使う「ご破算で願いましては~」でお馴染みの掛け声ですが、新しい計算をしますので、今ある計算をすべて破棄して下さいという意味です。

ソロバンは江戸時代に中国から伝わったもので、当時、数学は漢字で表現しましたので、縦表記、ところが、ソロバンは横に計算するので、大変計算しにくかったそうです。

そこで、数字を読む人とソロバンを計算する人の二人がいて、初めて計算ができたのです。

 

少し横道にそれましたが、「ご破算」は「白紙に戻す」という意味があります。

先ほどの樵のように、普段は刃こぼれがどの程度か、さび具合はどのくらいなのかは見えません。

今の事業はこのままでいいのか、今の商品・サービスはこのままでいいのか、従業員は切れ味鋭い仕事ぶりを発揮してくれているか、いったん立ち止まって刃を研ぎ直すことが必要です。

先月書かせていただいた「缶詰はハンマーで開ける」という話は多くの方から反響をいただきましたが、既成概念にとらわれない新たな発想を持つことと、駄目なものは既成概念にとらわれず、いったんご破算して白紙に戻すということはとても重要なことです。

 

また同じような言葉で、「初心忘るべからず」という言葉があります。

これは世阿弥が60歳のときに書いた『花鏡』の中で「初心」について述べたのが最初で、お能というのは習得に何十年も掛かり、本当に極めるのは年老いてからなんだそうです。

だからこの言葉が生まれたそうで、その「初心」の「初」という字は、衣編に刀と書きます。

昔は子供に着物を着せていましたが、大きくなってくると段々小さくて着れなくなってきます。

簡単な仕立て直しでは無理なのです。

すなわち、着物にハサミを入れて、一から寸法を測って着物を作り直すのです。

着物にハサミを入れるというのは、まさに「ご破算する」ことと同じことなのです。

当事務所も皆様のご事業が益々発展しますように、初心忘るべからずで取り組んでまいりますので、本年もどうぞ宜しくお願い致します。


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