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内閣不信任騒動とAKB総選挙

所長の眼鏡

2011年07月1日

毎日降り続く梅雨の雨と真夏を感じさせるような暑い日に見舞われた6月、日本中が固唾を呑んで見守った?

とても興味深い2つのニュースがありました。

2日、野党3党が提出した内閣不信任決議案は、衆議院本会議で反対多数で否決されました。

当初は小沢元代表や鳩山前総理らが不信任案賛成の意向を表明し、民主党から大量の造反が出ると見られていましたが、「一定のめどがついた時点で退任する」という意向を菅総理が表明したことで歯止めがかかった形です。

しかし、この「一定のめど」について菅総理が「来年の1月頃まで」と発言したことを受けて、鳩山前総理は菅総理を「ペテン師」と批判しました。

どっちもどっちで政治家以前に大人の会話とは思えません。

 

例えばビジネスの世界で手形を受け取るのに、

支払期日は明記されていないけれども「できる限り支払います」と言われて、

「はい、そうですか」と受け取るのと同じです。

「冗談じゃない!そんな手形受け取れない。6月末までに支払わなかったら不渡りにする」と言うのが普通です。

支払期日のない手形を受け取っておいて、支払期日が遅いとペテン師呼ばわりしているのが鳩山前首相なら、地獄の苦しみを味わっているので、支払期日のない手形を平気で振出し、なお首相の座に執着しているのが菅首相です。

 

もう一つのニュース、9日に行われたAKBの総選挙は日本中を興奮の渦に巻き込みました。

1位の前田敦子は13万9892票。

2位の大島優子は12万2843票。

さらに1位から40位までの総得票数は108万1332票と過去最大の盛り上がりを見せました。

投票はファンクラブやMobile会員、そしてなんといっても新曲CDを1枚購入につき1票が与えられたため、一人のファンが数百万、数千万円もCDを購入し、自分のお気に入りのメンバーに投票するといったことが行われたのです。

CD不況と言われているこの時代に、新曲CDはなんと145万枚も売れ、その売上げは23億2000万円になります。

ではなぜこのイベントが日本中を熱狂させることになったのでしょうか…?

その理由は2つ考えられます。

まず、「人はランキング(格付け)を好む」ということです。

CDランキング、Amazonランキング、書店ランキング、視聴率など昔から人は順位を付けたがりました。

ビジネスにおいても、年商、社員数、店舗数、販売数、格付けなど、様々な項目にランキングが付けられます。

「ゆとり社会」だとか「平等」だとか言われていますが、実はみんなランキングが大好きなのです。

もう一つの理由は、「人は応援したい」ということです。

頑張っている人には応援したい。

それは誰もが持つ自然な気持ちだと思います。

しかし、本当は違います。

応援するということは、自分の代わりなのです。

その人を応援し、上位に食い込むことで自分自身が上位に食い込んだような気持ちになります。

高校野球やサッカーのワールドカップなどスポーツ好きの人には分かりやすいかもしれません。

阪神ファンが全員阪神の監督になってしまうのも、そこまで感情移入しているからでしょう(笑)

菅総理も少しは参考にされたらと思いますが、「ランキング」と「応援」という人間が本来持っている欲を刺激することをどうマーケティングに活かせばよいのか、自社の企画に取り入れることができれば、知名度と大きな売上げが見込めるようになるかもしれません。


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