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今こそ激動の時代!?

所長の眼鏡

2012年12月1日

以下の文章は、「日本経済新聞」の記事からの引用です。

―いよいよ日本経済は先の見えない時代に突入したという感がある。今こそ激動の時代だという認識が必要だ。これまでのやり方はもはや通用しない。過去の成功体験をいったん白紙に戻すという思い切った姿勢が経営者に求められる。―

そのとおり、とうなずく人も多いと思います。

ただこの記事は、昭和も昭和、「1964年9月の日経新聞」からの引用なのです。

この数十年間、新聞紙上で「激動期」でなかった時はついぞありません。

これは、昨年最も売れたベストセラー『ストーリーとしての戦略』の冒頭に書かれてあったのですが、なかなか面白いですよね。

私が生まれる前から日本は激動期だったんだ…。

今でも新聞やテレビは選挙モード一色で、日本の将来を不安視させる報道ばかりです。

 

「今こそ激動の時代だ!」と言われ続けると、どうしても浮き足立ってしまいます。

こんな世の中ですので、自社の商品やサービスをPRをするにも、強烈なインパクトがないと消費者には届きません。

メディアにとって価値があるという基本的な考え方を紹介します。

「犬が人を噛んでもニュースにはならないが、人が犬を噛んだらニュースになる」(笑)

つまり、世の中で非常に珍しい出来事には、人の関心が集まるということです。

経営者の多くは常に頭の中で新しいアイデアを考え、人の関心が集まることを考えています。

そんな時に「今は激動期だ!」と言われると、どうしても焦ってしまいます。

しかし、それに踊らされて目先のことに囚われ、本当にやるべきことを後回しにしていてはダメなんですね。

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私は昨年から山登りを始め、今年も11月11日に行われた六甲全山縦走大会に参加してきました。

須磨浦公園をまだ真っ暗の朝5時20分に出発し、56㎞先のゴール宝塚を目指します。

この大会は、スタートからゴールまで登る高さを足し合わせると約3000m。

これは通常5合目から頂上まで登る富士登山と比べると約2倍。

北アルプスで1泊か2泊するコースを1日で歩くのです。

この日はあいにくの雨で、しかもどしゃ降り。

もともと過酷な大会で知られているため、初心者は参加せず、9割以上が完走する大会にもかかわらず、今回は1934人が参加し3割がリタイアしています。

私はと言うと、また真っ暗になった夕方の18時29分に無事ゴールしました。

タイムを競うものではないので順位は分かりませんが、800番目ぐらいで、13時間9分、何かの荒行に耐えた感じでした^^;

 

登山を人生に例える方が多いのですが、私はどうしても経営に置き換えて考えてしまいます。

 

経営にも、登り坂もあれば下り坂もあります。

登りは心肺が苦しく気力と体力が必要で、経営も伸びるときは販売力と資金力がないと伸ばすことはできません。

下りは自分の全体重が膝に圧し掛かります。

借金という重い荷物を背負えば背負うほど、その負担は苦しくなるのです。

そしてまずはどの山に登るかという目標です。

近くの裏山か、富士山か、マッターホルンか…。

どの山に登るかで事前の準備や揃える装備が変わってきます。

 

経営も同じで目標とする山を決め、その目標に向かって歩を進めなくてはなりません。

山は険しく「激動の時代」と同じです。

しかし、焦っても仕方なく、どんな山でも「一歩ずつ」しか登れないのです。


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