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給与から控除する社会保険料についての疑問点②

人事労務

2014年09月8日

社会保険労務士の小笹です。

今夜は十五夜です。
きれいなお月様が見れるといいですね♪

さて、今回は前回の続きで、給料から控除する社会保険料についてですが、1日誕生日の方は要注意ですよ~という点にも注目してみます。
(前提として、給料の締日が25日で支給日が月末、
社会保険料は翌月控除の会社の場合です)

①9月10日に65歳の誕生日を迎える社員さんの介護保険料
→先月8月分の介護保険料は当然かかりますので、今月9月末のお給料まで介護保険料は控除します。
ただし、9月は資格喪失日が属する月になりますので、介護保険料はかからず、翌10月給与からは控除しません。
前回お伝えしたように、社会保険料は資格喪失日が属する月の分はかからないので、一見何て事のない留意点ですが、もし9月1日が誕生日の人であればどうなるのでしょう?
介護保険は65歳に達した日をもって資格喪失になります。
また、9月1日誕生日の方は「年齢計算に関する法律」(明治35年12月22日施行)では8月31日に65歳に達するとされていますので、
この8月31日が資格喪失日となります。
よって、8月分の厚生年金保険料はかからず、9月給与からは控除しないことになります。
   


②9月10日に70歳の誕生日を迎える社員さんの厚生年金保険料
→先月8月分までの厚生年金保険料は当然かかりますので、9月末のお給料まで厚生年金保険料は控除します。
ただし、9月は資格喪失日が属する月になりますので、厚生年金保険料はかからず、翌10月給与からは控除しません。
この厚生年金保険料がかかるか?かからないか?については、介護保険の時と同じく誕生日の前日が資格喪失日になります。

よって、9月1日が誕生日の人は8月分の厚生年金保険料はかからず、9月給与からは控除しないことになります。


③9月10日に75歳の誕生日を迎える社員さんの健康保険料

→先月8月分までの健康保険料は当然かかりますので、9月末のお給料まで健康保険料は控除します。
この場合も9月は資格喪失日が属する月になりますので、健康保険料はかからず、翌10月給与からは控除しません。


さて、この75歳になった場合ですが、9月1日が誕生日の人の資格喪失日はいつになると思いますか?

なんと、75歳になって健康保険の資格喪失する場合は、誕生日当日が資格喪失日になると制度上定められています。
よって、8月31日は資格喪失日ではないため健康保険料はかかることになり、9月給与から控除しないといけないのです。
(10月給与から控除しなくて良いことになります) 
 
年齢の数え方や社会保険の資格喪失日の考え方など、給与計算といえども、「あれ?どうだったかな?」と迷うときがあります。
ちょっとしたことですが、改めて調べるのは面倒なものです。
そんな時にも、当事務所へ気軽にご連絡していただければ結構ですよ!


給与から控除する社会保険料についての疑問点
  

 
 


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