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生前贈与加算と贈与税額控除2019.07.01

 

先週はG20大阪サミットが開催されました。
高速道路が通行止めとなったため、一般道路や地下鉄等での混雑を言われていましたが、自粛していたのか思った以上の混雑もなく2日間過ごせました。

今回は相続税における生前贈与加算・贈与税額控除について案内したいと思います。


生前贈与加算


☆制度内容☆

相続又は遺贈によりにより財産を取得した人が、被相続人からその相続開始前3年以内(死亡の日からさかのぼって3年前の日から死亡の日までの間)に贈与を受けた財産があるときは、その人の相続税の課税価格に贈与を受けた財産の贈与時の価額を加算します。
そのため、相続又は遺贈により財産を取得した人が相続人以外のお孫さん等に贈与があった場合は加算されないこととなります。



加算する贈与財産の範囲


被相続人から生前に贈与された財産のうち相続開始前3年以内に贈与されたもの。
(3年以内であれば贈与税がかかっていたかどうかに関係なく加算されます)



加算しない贈与財産の範囲


被相続人から生前に贈与された財産であっても、次の財産については加算しません。

①贈与税の配偶者控除の特例を受けている又は受けようとする財産のうち、その配偶者控除額に相当する金額
②直系尊属から贈与を受けた住宅取得等資金のうち、非課税の適用を受けた金額
③直系尊属から一括贈与を受けた教育資金のうち、非課税の適用を受けた金額
④直系尊属から一括贈与を受けた結婚・子育て資金のうち、非課税の適用を受けた金額


贈与税額控除


☆制度内容☆


生前贈与加算により相続税の課税価格に加算された財産の価格に対応する贈与税額は、加算された人の相続税の計算上控除されることになります。


贈与税額控除額

その年分の贈与税額×生前贈与加算額/その年分の贈与税の課税価格


相続でお悩みの場合は当事務所にご相談ください。