事務所ブログ

エコカー減税の延長と軽自動車税の軽減措置が創設されます!2015.01.30

 東京ディズニーリゾートが4月1日からチケットを値上げするニュースを見ました。 1デーパスポートで大人は6,400円から6,900円で500円あたり増えることになりそうです。 消費税増税時の改定を除けば4年ぶりの値上げとなります。 そういえばUSJも1月30日から1デイ・スタジオ・パスが大人6,980円から7,200円に220円の値上げ報道がありましたね。 両方とも莫大な資金を使って新しいアトラクションなどをどんどん取り入れていますから、その回収に追われてチケットの値上げなども行われているのかもしれませんね 🙁 それでも私はテーマパークが好きなので遊びに行きたいと思います 😆 さて、今回は自動車税関係についてお話ししたいと思います。 (1)エコカー減税の延長 排出ガス性能及び燃費性能の優れた環境負荷の小さい自動車に係る自動車重量税の免税等の特例措置、及び取得に対して課税する自動車取得税に係る特例措置(いわゆるエコカー減税)について、その適用期限を2年間延長されることになりました。 自動車重量税は平成29年4月30日まで2年間延長で、自動車取得税は平成29年3月31日まで2年間延長されます。 ただし、エコカー減税が適用される基準が厳しくなりますので注意が必要です。 以前から自動車取得税には「消費税と二重課税」との批判があり、当初消費税率を10%に引き上げた時に取得税を廃止する方針でしたが、消費増税の延期を受け、取得税とエコカー減税も延期されることになりました。 (2)軽自動車税の軽減措置の創設 平成27年4月1日から平成28年3月31日までに新規取得した軽自動車(新車に限る)で、排出ガス性能及び燃費性能の優れた環境負荷の小さいものについて、取得した日の属する年度の翌年度(平成28年度)分の軽自動車税の税率を軽減する措置(いわゆる軽自動車税のグリーン化特例)が創設されました。
  1. 電気自動車及び天然ガス自動車 税率を概ね100分の75軽減
  2. 平成32 年度燃費基準値より20%以上燃費性能の良いもの 税率を概ね100分の50軽減
  3. 平成32 年度燃費基準を満たすもの 税率を概ね100分の25軽減
ちなみに二輪車にかかる税金の引き上げ実施時期は平成27年4月1日から平成28年4月1日に1年延期されます。 軽自動車税は平成26年度税制改正で増税が決まり、平成27年度より税率が上がり、平成28年度より13年を経過した軽自動車に対して重課となります。それゆえに今回の適用対象の軽自動車を購入する人は多くなりそうですね。