事務所ブログ

給与のデジタルマネー払いが解禁される!?2021.05.17

 

厚生労働省は、企業がデジタルマネーでの給与支払いが可能となるように、規制の見直しを進めています。

 

 

デジタルマネー払いとは、給与を銀行口座を介さずに、スマホ決済アプリ等で受け取ることができる仕組みです。
具体的には、スマホ決済アプリは、PayPay、d払い、LINE Pay等、電子マネーは、Suica、ICOCA、nanaco、WAON等の交通系・流通系のICカード、または、国際ブランド(VISA、JCB等)のプリペイドカードで受け取るという手段が考えられています。
ただし、ビットコイン等の仮想通貨は対象外です。

 

 

給与のデジタル払いを解禁することで、菅内閣の政策の目玉である「社会のキャッシュレス化・デジタル化の推進」を加速させたい狙いです。
また、外国人労働者にとっては日本で銀行口座を開設する手続きは煩雑であるため、外国人労働者の受け入れ環境の整備にもつながります。
ただ、スマホ決済サービス等を提供する「資金移動業者」が経営破綻してしまった場合、資金をどう保全するかがまだ不透明です。
また、ハッキングやセキュリティー不備による不正送金の危険性も課題です。

 

 

年内にも解禁か、という気の早い報道もありますが、将来、ご自身が実際にデジタルマネー払いを選ぶかどうか検討するにあたっては、仕組みをよく理解した上で決める必要がありますね。