事務所ブログ
リーダーシップとは 2014.04.18
リーダーシップとは組織やチームをある一定の方向に導く影響力の事である、と定義しています。
この定義の中には二つの意味が入っています。
一つ目の意味は、ある一定の方向、つまり人をどこに導いていくのか、という事を明確にしてあげる事が大事です。よく聞く言葉ですとビジョンを定めるということです。
しかしビジョンを定めただけでは、リーダーの役割の一部しか果たしたことになりません。
なぜならば、売上○○万円を達成するというビジョンを定めたとしても周りとそのビジョンを共有できなければただの独りよがりになってしまうからです。つまり共有ができているかどうかが重要なのです。
二つ目の意味は、ある一定の方向に導いていくための影響力を発揮していく事です。この二つ目の意味が多くのリーダーを悩ませるポイントになります。例えば、売上○○万円を目指そう、という風に一定の方向に定めたとしても、人はついていかないという場合があります。
ここをどうするのかという所が、次の大きなポイントになります。つまりビジョンを定めて、そしてそこに向かって多くの人が動いてくれるような影響力をどう発揮するのか、というところ大事になります。
この影響力を発揮するために大切なものが、信頼関係になります。
喜んでこの人と一緒にそのビジョンを目指していきたい、喜んでこの人と一緒に仕事をしたいと、いかに人に思ってもらうかがポイントとなります。
信頼関係というものは一朝一夕では得ることのできないものであり、日々の積み重ねが重要となってきます。
例えば、約束をきちんと守っているかなどの当り前のことをしっかりとやっていくことが大切です。
これらの二つの意味を実践していくことで、リーダーとしての役割を果たして頂きたいと思います。