事務所ブログ
不況に打ち勝つには2014.12.19
先日、持ち帰り寿司店を経営する「株式会社小僧寿し山陽グループ」が破産手続の開始決定を受けたというニュースを目にしました。
同社は、あの有名な持ち帰り寿司チェーン大手「小僧寿し」のフランチャイズ店舗を展開していましたが、売上の減少により11月24日付で事業を廃止し今回の措置に至ったそうです。
まだまだ不景気な世の中で、不況である企業は少なくないことを実感します…(×o×)
このような状況下で経営者の方々は、様々な決断を強いられることも多く大変ですよね。
経営がうまくいっているときは放っておいてもうまくいきますが、うまくいかなくなると不安に思われることもあるかと思います。
では、うまくいかない原因は何でしょうか? それは何かが「足りない」からではありませんか?
例えば、クリエイティブな発想が足りない・営業が足りない・社内の管理が足りない・・・それらが不況の原因になっていることがあります。
「うちの会社はすべてにわたって低調で、うまくいきません」という会社がよくありますが、まずは具体的にどこが問題なのかということをはっきり認識しましょう。
問題点を認識したら、次に「この先どうするか?」という大きな方針を決めましょう。
不況には必ずどこかに出口があります。
不況の原因によって出口の場所も違ってきますが、不況の出口は「この先5年後、10年後、どうしたいか」という経営者のビジョンと一体のものである必要があります。
ですから、企業の「Mission、Value、Vision」をもう一度見直してみましょう。
そして、企業の「任務(Mission)・価値(Value)・将来展望(Vision))の3つが単に言葉だけではなく本気のものになっているか、再確認しましょう。
不況だと認識したら、以上のことを踏まえて早めに手を打っていきましょう。
当事務所では決算診断による問題点の分析や事業計画の作成などを行っておりますので、ぜひご相談ください。