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従業員給与の締日が末日以外の場合は、お給料も「帳端」を計上できます!2013.02.23
従業員給与の締日が末日以外の場合は、給与の締日の翌日から末日までの発生額を未払金として、計上することができます。
例えば、3月決算法人で、給与が、20日締めの25日払いの場合は、3月21日から3月31日までに発生した金額(日割計算します)を未払い計上します。
ただし、ここで、1点だけ注意点があります。
役員報酬は対象外です。
なぜ?
なぜなら、役員報酬には日割計算という考え方が無いからです。
これは、「従業員は雇われている」、「役員は会社の経営を株主から委任されている」という考え方が基になっています。
さらに細かい注意点ですが、「使用人兼務役員」の従業員部分の給与は、計算対象で、役員部分は、計算対象外です。勢い余って、役員分も含めた全員分で未払い計上してしまうケースがあるので、注意しましょうね。