事務所ブログ
帳簿に載っている減価償却資産が、現実にあるかチェックしていますか?
帳簿に載っている減価償却資産が、現実には無いということはよくあることです。
基本的な原因は2つあります。
① 捨てた、または、売ったのは知っていたが、除却損や売却損を計上したくなかったから。
要は、赤字にしたくなかった、または、黒字をもっと出したかったということです。
② 経理をしている者が知らなかったから。
では、このような場合どうすればよいでしょうか?
原則は、その捨てたり、売ったりした日の申告をやり直すことになります。
しかし、いつ捨てたのか、いつ売ったのか分からないものも多いですよね。
こういった場合、気付いたときに処理して、節税することもあります。
ただし、当然、税務調査の時に問題になる可能性はあります。
無い資産を決算書に載せているということは、経営の数字が見えにくくなります。
これは問題だと思います!
決算時には、減価償却資産の現状をしっかり把握しましょう!