事務所ブログ

生命保険料の贈与の活用ポイント2017.04.03

 毎年の事ですが、4月になりますと入園・入学・入社・転勤による移動が有ります。 新スタート、再出発の季節で新年度の始まりです。私も確定申告・消費税申告作業も終わり気持ちを切り替えて新年度をスタートさせています。 🙂 
今回は、生命保険料贈与について説明させて頂きます。 生命保険の保険金は、保険契約者(保険料の負担者)が誰か、被保険者(保険の対象となっている人)が誰か、保険金の受取人が誰かによって、受け取った生命保険金の課税が異なってきます。 契約者(保険料負担者)自身が保険受取人となり、死亡保険金を受け取った場合に課税される所得税・住民税は「一時所得」という区分になり、受け取った保険金から払い込んだ保険料を差し引き、さらに50万円を差し引いた残額の2分の1が課税対象となります。
さて、子供が支払う保険料を父親が子供に贈与することにした時 「子供に金銭を贈与し、子供がそのなかから保険料を支払う」 *父親がその保険料について、所得税の生命保険料控除の適用を受けていたり、父親の預金口座から直接保険料が引き落とされているような場合には、保険料の負担者は父親となりますから、父親の相続の時、子供が受け取る保険金は、相続財産とみなされ、相続税の対象となります。
(ポイント) 子供自身が保険料を支払ったことの証明を残す 生命保険金の課税関係は、誰が保険料を負担したのかによって、大きく変わります。ですから、保険料を贈与するためには、子供に保険料相当額の金銭を贈与し、子供が保険料を支払ったことを証明できるようにしておくことが必要です。 贈与する際に注意すべき点 ① 贈与契約書を作成し、書面を残しておく ② 贈与する金銭は、子供の預金口座に振り込む ③ 子供の預金口座から自動引き落とし等で保険料を支払う ④ 定期的に保険料と同額の金額を贈与することは、保険料そのものを負担しているとみなされる可能性があるため、日付を変え、金額を変                                     えて贈与する。
生前に財産を贈与すれば、それだけ相続財産が少なくなりますから、相続税負担の軽減にもつながります。(^_-)-☆