コラム『所長の眼鏡』
ハーバード大学の図書館2017.05.01
1.今居眠りすれば、あなたは夢を見る。今学習すればあなたは夢が叶う。2.あなたが無駄にした今日はどれだけの人が願っても叶わなかった未来である。
3.物事に取りかかるべき一番早い時は、あなたが 「遅かった」と感じた瞬間である。
4.今日やるほうが、明日やるよりも何倍も良い。
5.勉強の苦しみは一瞬のものだが、勉強しなかった苦しみは一生続く。
6.勉強するのに足りないのは時間ではない。努力だ。
7.幸福には順位はないが、成功には順位がある。
8.学習は人生のすべてではないが、人生の一部として続くものである。
9.苦しみが避けられないのであれば、 むしろそれを楽しめ。
10.人より早く起き、人より努力して、初めて成功の味を真に噛みしめる事ができる。
11.怠惰な人が成功することはない。真に成功を収める者は徹底した自己管理と忍耐力を備えた者である。
12.時間は、一瞬で過ぎていく。
13.今の涎は将来の涙となる。
14.犬のように学び、紳士のように遊べ。
15.今日歩くのを止めれば、明日からは走るしかない。
16.一番現実的な人は、自分の未来に投資する。
17.教育の優劣が収入の優劣。
18.過ぎ去った今日は二度と帰ってこない。
19.今この瞬間も相手は読書をして力を身につけている。
20.努力無しに、結果無し。


これは、僕が卒業したハーバード大学、いやそれは冗談ですが、かの有名な「ハーバード大学の図書館のトイレに書いてある20箇条」と一時期話題になりました。 実際そのようなものはなく、嘘の情報だったのですが、 それでも内容が称賛されています。 さすがハーバード!と噓なのに説得力があります。
これは勉強も大事ですが、何のために勉強するのか、さらには社会に出てからも努力が必要であると説かれているからではないでしょうか。 日本人の2人に1人は何かしらの資格を持っているという資格大国日本。 日本の資格数は約1000種類あり、今でも増え続けています。また、テレビの世界でも高視聴率を稼げるのがクイズ番組。 やはり日本人の勉強好きは筋金入りのようですが、どれだけ社会で役立つかが重要です。
どこに投げ出されても、だるまは転がっていきます。 そして、踏み止まったところですっくり立ち上がる。 その重心が重く、低いところにあるからで、人もそうです。 いつどんなところに投げ出されても、たとえ行き詰まっても、止まったところで直ぐ立ち上がれる人にならなければなりません。 「その時」は突然やってくるものです。 そのためには、勉強をし、徳を積み上げて、重心の低い人間にならなければなりません。 会社も同じで、研究をし、利益を積み上げて、借り入れに頼らない重心の低い会社にしなければなりません。
