コラム『所長の眼鏡』

ついに出版されることになりました!2018.07.01

 当事務所はおかげさまで創業50周年を迎えることができました。 今年は、私自身も税理士になって20年という節目の年になりますので、かねてより思い描いていた執筆に年始から取りかかりました。 そして、ようやく7月中旬に『あなたの会社は必ず黒字化できる!~社長のための「儲けを出す」50の心得~』というタイトルで、ダイヤモンド社から出版されることになりました。


内容は、先代の父から教わったことや、事務所のノウハウ、また毎月コツコツと書いてきたこのコラムのネタをふんだんに盛り込んでまとめました。 まだ発売前ですが、Amazonではすでに予約注文できるようになっています。 お忙しいとは思いますが、是非お買い求めいただき、お時間のあるときにお読みいただけたらと思います。

そうなんです。現代人は忙しいんです。 とにかく時間がないんです。だからどんどん文字を読まなくなっていると言われています。 昔はあたり障りがないように「趣味は映画鑑賞と読書です」と言っている人が多かったように思いますが、最近ではそれも減ったような気がします。 もしかしたら、現代人の「文字の読まなさ加減」は、我々が思っている以上かもしれません。

2013年にマイクロソフトの研究チームが発表したデータですが、金魚の集中力が9秒もつのに対し、現代人の集中力は8秒しか持たなかったそうです。 普通であれば気にも留めない話ですが、実際に集中力が落ちていると感じる人は多いようですし、本当のような気がしてきます。 ところが、「そもそも金魚って集中するんか?」とか、「金魚の集中力をどうやって測ってん?」というところに集中するのはやめましょう。 人間の方は、約2000人の脳波などを測定した結果だそうで、残念ながら確かなようです。 ちなみに、2000年には12秒持続していたそうで、2018年の現在ではもっと短くなっているような気がします。

さて、集中力がここまで短くなってしまった理由ですが、やはりITの技術が進化し、私たちの取り巻く情報の量が桁違いに増えたことでしょう。 洗濯するのはボタン一つ押すだけ、空いた時間にワイドショーやネットニュースを見ると、何が本当かわからないような情報が飛び交っています。 子供たちは便利なことが当たり前で、逆に難解なゲームを求めて徹夜をして並ぶほどです。

では、人はいったい8秒でどれぐらいの情報を受け取れるのでしょうか?読書のスピードは平均して1分間に500~600文字だと言われています。 つまり、8秒間に読めるのは約70文字です。巷にあふれる広告は、この70文字以内で心をつかみ、集中力を繋ぎ止め、申し込みを決断させることが必要になってくるのです。
そうでなければ、人の関心はまた違うものへと移っている可能性があるのです。 商談では、8秒おきに相手が違うことを考えないように工夫をしなければなりません。 ということは、社員に注意をするときも、8秒以上クドクドと怒っても仕方がなく、社員は違うとこを考えている可能性があるということです。 なんとも世知がない世の中ですが、そんなことが本の中には書かれているかもしれません。 是非集中して読んでみてください。笑