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ワニの口が大きく開いた平成

所長の眼鏡

2019年01月1日

2019年がスタートしました。

同時に平成31年がスタートしたことになりますが、4カ月で終わることになります。

すなわち「平成」が終わるのです。

4月30日に天皇陛下が退位され、5月1日に皇太子徳仁親王が第126代天皇に即位し、元号を平成から新元号に改元することになります。

 

 

昭和天皇が御崩御されたときは、国民は突然のニュースに只々驚き、街も厳かに静まり返っていた記憶がありますが、今回は、今年に限り5月1日は祝日となり、祝日に挟まれる4月30日、5月2日についても休日扱いになるということで、ゴールデンウィークは10連休となりました。

街頭インタビューでは、ほとんどの人が「旅行に行く」と答え、旅行会社は商品開発が間に合っていないそうです。

「海外に行って帰ってきたら元号が変わってた」なんて言う人がたくさん出てくるんでしょうね。

30年で日本もかなり変わったと思います。

しかし、天皇陛下が最後の誕生日の会見で、声を震わせて感謝の思いを語られたことは、とても尊いことだと思います。

 

 

そして10月1日には、ついに消費税が8%から10%に引き上げられ、同時に軽減税率制度がスタートします。

計算する方としては、はっきり言っていい迷惑ですが、2019年度予算はついに100兆円を超えることになりました。

国債発行は7年連続減と発表されていますが、返済額が増えていないので、残高は依然として増え続けています。

財務省では、歳入と歳出の推移が折れ線グラフで描かれたものを「ワニの口」と呼んでいるそうです。

そして、ワニの喉元、すなわちバブル期の昭和61年から平成2年までの4年間を見ると、税収はなんと18兆円も増えましたが、歳出もなんと16兆円も増えています。

財務省では、なぜあの時もっと上あご(歳出)を抑えておかなかったのか、そうすればもっとワニの口の広がりは小さくて済んだのではないかと悔やんでいるそうです。

 

 

 

実は、その時以来の税収増がここ数年起きています。

一部で土地のバブルも起きており、そこへ来て今年の改元です。

昭和から平成に移った頃とあまりにも似ているので、歴史は繰り返すとなるのか、歴史の教訓に学ぶとなるのか、何か気持ち悪いような気がしてなりません。

税収が増えたのならば、ワニの口がクロスするぐらいの年があってもいいような気がしますが、昭和のバブル期と違って、今は少子高齢化です。

社会保障費の増加が圧倒的に違います。

ワニの口から涎がダダ洩れになっている状態ですから、消費税も軽減税率なんて導入せずに、一律10%でも国民は納得したんじゃないかなと思います。

 

 

新年にふさわしい明るい話題にしたかったのですが、誰が悪いわけでもなく、避けて通ることのできない重苦しい日本の課題です。

バブルの後始末ばかりに追われた「平成」が終わり、さあこれから反撃といきたいところですが、これから50年間、高齢化率が上昇し続けるど真ん中で生活しているわけですから、次の元号は希望の持てるものにしてほしいですね。

そして、ますます「情報」と「知恵」と「スピード」の時代になってくるはずです。

新しい時代への扉がもうすぐ開きますね。

 

 


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