事務所ブログ

65歳超雇用推進助成金2017.02.13

 2月も中盤に差し掛かり、来月は平成28年度の年度末になります。 雇用関係の助成金も年度末を境に大きく制度改正されることになりますので、 今回はこの年度内に取り組みを検討されては。。。という助成金をご紹介します。
65歳超雇用推進助成金
昨年10月に補正予算により新設された助成金で、定年年齢や定年後の継続雇用年齢を引き上げた場合に受給できる助成金です。
現行法上、定年年齢は60歳を下回ることは許されず、また定年退職者が希望する場合は65歳 で継続雇用することが義務付けられています。
その定年年齢を、
65に引き上げた場合→100万円 66歳以上に引き上げた場合→120万円
を受給できることになります。
また、定年年齢は60歳のままでも、継続雇用年齢の上限を、
66歳から69歳の間に引き上げた場合→60万円 70歳以上に引き上げた場合→80万円
を受給できることになります。
ただし、1事業所当たり1回のみ、①から④のうちいずれかの取り組みしか申請することはできません。
過去に65に引き上げることで助成金を受給したことがある事業所でも、定年年齢を1歳だけ引き上げて66歳にすること120万円を受給することができます。
もちろん、他の助成金同様、就業規則の整備60歳以上の雇用保険被保険者が在職中であること、 など詳細な要件がありますので、もし関心をお持ちの場合はお気軽にご相談下さい 🙂