事務所ブログ

介護保険について2015.11.13

 今年は第1次ベビーブーム世帯が高齢期に到達する年でした。そして10年後の2025年には、さらに後期高齢期を迎え介護が必要な高齢者の数が急増すると見られています。これに備える為に介護保険法が改正され15年が経ちました。
介護保険とは、社会保険制度のひとつで被保険者には2種類あります。 1.第1号被保険者 ・日本の居住地に住所を有する65歳以上の人です。 2.第2号被保険者 ・日本の居住地に住所を有し医療保険制度に加入している40歳以上65歳未満の人です。
第2号被保険者の介護保険料は健康保険料と同じ仕組みですので、標準報酬月額や標準賞与額に介護保険料率を乗じたその額を事業主と被保険者の折半負担となっています。事業主が健康保険料とともに給与から天引きし、保険者へ支払ってます。 また、健康保険の被保険者自身が40歳以上となり第2号被保険者になるまでは介護保険の保険料が徴収されることはありませんし、健康保険の被扶養者で第2号被保険者(40歳以上65歳未満の方)が何人いても同じですので、被扶養者の第2号被保険者からは介護保険料は徴収しません。そして被扶養者の有無に関わらず負担する介護保険料は同じになります。 つまり旦那様(被保険者)が35歳、奥様(被扶養者)が40歳、おばあちゃん(被扶養者)60歳の家族でも介護保険料は徴収されません!! そして健康保険の場合、旦那様(被保険者)が40歳になっても介護保険料は旦那様の標準報酬月額をベースに保険料率を乗じますので、奥様(被扶養者)とおばあちゃん(被扶養者)からは介護保険料は徴収しません。 しかし、おばあちゃんが65歳になると、健康保険上は被扶養者のままですが、介護保険上では第2号被保険者から第1号被保険者になり、独立して介護保険料を自分自身で納付することになります。 *ただし、医療保険の保険者が健康保険組合の場合は、上記と若干異なることがあります。健康保険組合の規約で健康保険の被保険者が第2号被保険者でなくても被扶養者に第2号被保険者がいれば、介護保険料を徴収されることがあります。
ちなみに、75歳まで健康保険の被扶養者でいられますが、75歳になると独立して「高期高齢者医療制度」の加入者になります。 これから寒い季節になりますのでお年寄りの方に限らず、健康に気をつけて介護のお世話にならないように頑張りたいですね!