事務所ブログ

短時間労働者の社会保険適用拡大2016.02.19

 寒暖の差があるので、洋服選びに悩まされますね  🙁  過ごしやすい季節になるのが待ち遠しいです!
いよいよ今年の4月から健康保険の標準報酬月額の上限が引き上げられ、等級の追加もあります。 過去ブログ2015年8月10日「健康保険の標準報酬月額上限の引き上げ」をご参照下さい。
また、今年はパートタイマー等の短時間労働者に対する適用拡大が始まります。従来では労働時間が「通常の労働者の4分の3以上」と言う基準がありましたが、10月からは下記の適用基準が加わります。
~●新適用基準●~ ①1週間の所定労働時間が20時間以上であること ②賃金が月額88,000円(年収106万円)以上であること ③勤務期間が1年以上の見込みであること ④従業員501人以上の企業であること *ただし、学生は除外されます。
従来は、正社員が週40時間の場合は週30時間以上であれば被保険者としてきましたが、週20時間以上になります。さらに『年収130万円以上』→年収106万円以上』に引き下げられるなど、目安となる数値基準が雇用保険の加入基準と類似することとなります。 ただし、中小企業においてはほとんど影響はありません。 なぜなら、適用拡大の対象は上記の基準すべてに該当する短時間労働者が対象だからです。 ①~③は個人単位で満たしても、④の要件は大企業であることを意味していますので、影響が及ぶのは大企業の短時間労働者ということになります。 ただし、中小企業においても若干の影響はあります。 配偶者など、現状では社会保険の被扶養者となっている方が上記適用拡大の対象となった場合、中小企業にお勤めの被保険者の扶養から外れないといけないケースが出てきます。 よって、大企業で働く短時間労働者はその働き方を見直し、従来通りの適用基準である中小企業へ転職を考える流れも出てくるかも知れません。 このように、社会保険制度も毎年改定が行われますので常に情報を収集しておく必要がありますね 😉 
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