事務所ブログ

被用者年金一元化の影響2015.09.28

 昨日は中秋の名月、今日はスーパームーンと2日続けて月明かりを楽しめるようですね 😉 ただし、今年のスーパームーンは日本時間ではお昼前が最高潮とのことですので、その瞬間は少し見えにくいようです。。。 日が暮れてから去りゆく月の残光を楽しむことにしましょう! ちなみに来年のスーパームーンは平成28年1月1日のようです 😯   さて、今回は来月10月1日から実施される「被用者年金一元化」の影響についてお伝えします。 被用者年金一元化」とは、共済年金と厚生年金を一緒にしてしまおう!という年金制度改正です。 これにより、共済年金は厚生年金制度に組み込まれることになり、いわゆる公務員の方の年金は厚生年金制度に沿って支給されることになります。 この両年金制度の統合により、今後の厚生年金制度について下記のような変更が生じることになります。   (1)同月得喪の厚生年金保険料の還付 →原則として、月末退職でなければ資格喪失月の社会保険料は納付する必要はなく、お給料からも控除する必要はありません。ただし、同月得喪(同一月に資格の取得と喪失が生じること)の場合は、月末前に資格喪失しても社会保険料を納付することになっていました。 そして、その月内に国民健康保険、国民年金に切り替えた場合、そちらでもその月の保険料を納付しなければならず、いわば2重払いすることになっていました。 今回、この年金制度が一元化されるに当たり、同月得喪の場合の厚生年金保険料については、納付を要しないこととなります。 よって、同月得喪の対象者(20歳以上60歳未満に限る)については厚生年金保険料は控除しなくてよいこととなり、届け出が遅れる等により納付してしまった場合は、後日年金事務所より還付の通知が届くようになります。 ※20歳未満、60歳以上の方や死亡による同月得喪については従来通り厚生年金保険料も納付することとなります。   (2)在職老齢年金受給者と月末退職 →厚生年金に加入しながら老齢厚生年金を受給していると、年金の一部又は全額が支給停止されるのは皆さんご存じかと思います。 そのような方が月末退職(資格喪失)された場合は年金額が改定されるのですが、従来は翌々月の年金から改定されることになっていました。これが今回の一元化の影響で、翌月分の年金から改定され、1か月早く改定された年金を受給できるようになります。   (3)78歳以上の方の年金額の調整 →70歳以上の方は厚生年金の被保険者とはなりません。しかし、70歳以上でも社会保険適用事業所から報酬を受けておられる方は厚生年金に加入している方と同じく老齢厚生年金について一部又は全額が支給停止になります。 ただし、この制度が導入されたのが平成19年4月1日であり、その時点で既に70歳以上であった方(昭和12年4月1日以前生まれ)については、この制度は適用されないこととされていました。 しかし、今回の一元化の影響で、昭和12年4月1日以前生まれの方(すなわち、10月1日以降に78歳以上である方)についても老齢厚生年金の一部又は全額が停止されることとなります。 該当する方については、事業主が「70歳以上該当届」を年金事務所届け出ることとなります。
以上、年金はじめ社会保険制度に関するご質問や手続きについては、ぜひ当事務所までご連絡ください! 😉