事務所ブログ

雇用保険の被保険者となる人は?2015.05.28

 5月も終盤に近づき、爽やかな日差しから汗ばむ陽気に変わってきた今日この頃ですね。 全国各地で今年最初の夏日を迎えたとの報道を見聞きしこれから梅雨を迎え、夏に突入するかと思うと、毎年のことながら季節の移り変わりの早さにびっくりしてしまいます 😯 さて、今回は労務の話題として、雇用保険の被保険者についてまとめてみたいと思います。 皆さんご存じのように、雇用保険とは労働者が退職し、失業状態が続いた際に国から支給される失業等給付や、資格取得や習い事の際に受給できる教育訓練給付などの各種給付がその内容となっており、労使双方が保険料を負担することとなっています。 この雇用保険の被保険者となる方は、下記①、②の両方を満たす労働者とされています。 ①31日以上引き続き雇用されることが見込まれる者であること ②1週間の所定労働時間が20時間以上であること ①、②のいずれかを満たさないために被保険者とならなかった場合でも、後に両方を満たす働き方に変わった場合は、その時点から被保険者資格を満たしますので加入手続きが必要になります。 ①の要件は比較的わかりやすいのですが、若干悩ましいのが②の要件になります。 雇用契約において、1日何時間、週何日働くと固定で決まっていれば問題はないのですが、アルバイトやパートタイマーの方で、所得税や社会保険のいわゆる扶養の範囲内で働きたい、またお子さんの養育等によって1週間の勤務時間や勤務日数が一定でない方については、週の労働時間が20時間を超えたり超えなかったりする場合があります。 このような不規則な勤務形態の方については、平均して月当たり何時間働くか?を計算してみて、その月当たりの平均勤務時間数が86時間40分以上になる場合は、雇用保険の被保険者になるとされています。 週によって働く時間数が異なっても、凡その月当たりの勤務時間数が算定できる場合はこの86時間40分以上であるかどうかで雇用保険の被保険者となるかどうかを判断すれば良いことになります。 6月1日から7月10日までは労働保険の年度更新時期になります。 労働保険料の計算、申告で疑問点などがありましたらお気軽に当事務所までお問い合わせ下さい 🙂