年度更新の時期がやってきました!2015.05.29
6月になり梅雨の季節がやってきますね。それと同時に、年度更新もやってきます!
年度更新は大事な手続きの1つですので、年度更新について話したいと思います。
労働保険は労働者災害補償保険と雇用保険を総称したものをいいます。
原則として、労働者を一人でも雇っていれば、その事業主は加入手続きを行わなければなりません。
保険給付は両保険制度で別個に行われていますが、保険料の徴収等については、労働保険として、原則、一体のものとして取り扱われています。
労働保険の保険料は、保険年度(毎年4月1日から翌年3月31日までの1年間)の当初に概算で申告・納付を行います。
そして、保険年度末に賃金総額が確定したところで精算するという方法をとっています。
ですから、前年度またはそれ以前から既に労働保険に加入手続きがなされている事業については、毎年、新年度の概算保険料の申告・納付と前年度の保険料の精算をするための確定保険料の申告・納付の手続きが必要となります。
この手続きを「年度更新」といいます。
年度更新の手続きが遅れますと、政府が労働保険料・一般拠出金の額を決定し、さらに追徴金(納付すべき労働保険料・一般拠出金の10%)を課されることがあるので、申告・納付は遅れないように行ってください!!
不明な点などがございましたら、当事務所までお問い合わせ下さい。