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上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除について2017.06.26

 今回は、上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除についてお話したいと思います。
上場株式等を金融商品取引業者等を通じて売却したこと等により生じた損失(以下「上場株式等に係る譲渡損失」といいます。)の金額がある場合は、確定申告により、その年分の上場株式等の配当等に利子所得の金額及び配当所得の金額(上場株式等に係る配当所得については、申告分離課税を選択したものに限ります。 以下「上場株式等に係る配当所得等の金額」といいます。)と損益通算ができます。 また、損益通算してもなお控除しきれない損失の金額については、翌年以後3年間にわたり、確定申告により上場株式等に係る譲渡所得等の金額及び上場株式等に係る配当所得の金額から繰越控除することができます(注)。
(注) 上場株式等に係る譲渡損失の金額については、一般株式等に係る譲渡所得等の金額から控除することはできません。 平成27年分以前の各年分において生じた上場株式等に係る譲渡損失の金額で平成28年分に繰り越されたものについては、平成28年分における上場株式等に譲渡所得等の金額及び上場株式等に係る配当所得等の金額から繰越控除することはできますが、一般株式等に係る譲渡所得等の金額から繰越控除することはできません。
※ 上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除については、まず上場株式等に係る譲渡所得等の金額から控除し、なお控除しきれない損失の金額があるときは、上場株式等に係る配当所得等の金額から控除します。
※ 繰越控除については、例えば平成25年以降の年分に生じた上場株式等に係る譲渡損失の金額で平成28年に繰り越されているものが、平成28年分の上場株式等に係る譲渡所得等の金額及び上場株式等に係る配当所得等の金額から控除することができます。
※下記の図をご参照ください。

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一般口座での上場株式等を譲渡したときの申告 株式等の譲渡益課税について