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プロフェッショナルとは

所長の眼鏡

2006年03月1日

NHKの人気番組であった「プロジェクトX」が昨年末で放送終了しました。

“挑戦者たち”という副題が付いており、人類の歴史と文明を劇的に変えたのは「プロジェクト」であるという趣旨の内容でした。
あの番組は、なぜあんなにも人気があったのでしょうか?

通常、偉大なことを成し遂げたというのは歴史であり、偉大な人(歴史人物)が偉大なことを成し遂げたとして語り継がれてきました。
しかし「プロジェクトX」は、熱い情熱を抱き、使命感に燃えて、戦後の画期的な事業を実現させてきた「無名の日本人」を主人公とする「組織と群集の知られざる物語」である、というナレーションで始まる番組で、すなわち、普通の人が偉大なことを成し遂げた物語だったのです。

人々の暮らしを劇的に変えた新製品の開発、日本人の底力を見せ付けた巨大プロジェクト…。戦後、日本人は英知を駆使し、個人の力量を“チームワーク”という形で開花させてきました。
成功の陰にはどのようなドラマがあり、数々の障害はどのような秘策で乗り越えられたのかという内容は、21世紀の我々に向けて、「挑戦への勇気」というメッセージをドキュメントという形で伝えてくれました。

今年からは、新たに「プロフェッショナル~仕事の流儀~」という番組がスタートしています。ご覧になりましたか?「プロジェクトX」は過去の業績に光をあてていましたが、「プロフェッショナル」は、今と未来を描くドキュメンタリーです。
さまざまな分野の第一線で活躍中の一流のプロの仕事を、徹底的に掘り下げており、「自分も頑張ろう」と思ってしまう内容です。

第1回は、全国の破綻したリゾートホテルや、業績が極めて悪い旅館を再生させる 星野佳路 社長(ホテル経営者)の話しでした。
彼は、「破綻しても残った社員が財産」と言い切り、プロフェショナルとは、「常に完璧を目指そうとしている人。常に自分の足りないところを理解していて、完璧になるなんておそらく生涯ありえないけど、そこを淡々と目指している人」と言っていました。

第4回のアートディレクター 佐藤可士和 さんは、非常に勉強になりました。
SMAPのCDジャケットやホンダのステップワゴンのCM、携帯電話の広告やビールや飲料水のラベルのデザインを一手に引き受ける超売れっ子デザイナーの彼は、
「世の中には広告は溢れており、消費者は興味のないものには無関心である。その無関心のバリアを破り、目に飛び込ませなければならない」と言う。
そして、プロフェッショナルとは、「ハードルが高いときに超えられるのがプロ」と言っていました。

この「無関心のバリアを破れ!!」というメッセージは、私に衝撃を与えました。まさにその通りで、消費者は無関心です。
興味があったとしても、それは一時の感情で、一瞬にして無関心になります。その消費者に商品を提供する側の企業の苦労は計り知れないものがありますが、どんなにいい商品でも、消費者の無関心のバリアを破らなければ、今の時代、生き残っていくことはできないということではないでしょうか。

私は、この「プロフェッショナル」という番組で、明日への元気をもらっています。是非一度ご覧になってください。


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