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海外のユニークな税金

所長の眼鏡

2007年03月1日

今年も確定申告の時期になりました。今月は確定申告の月にちなんで、海外のユニークな税金を紹介したいと思います。

まずドイツでは、飼い犬の数に応じた税金が市町村民税として飼い主に課されています。
これは別にドイツ人が犬嫌いというわけではなく、犬は糞などによって街を汚すため、地方自治体がその清掃などの費用をまかなうため、汚染源となっている犬に税金を課しているというわけです。
実は日本でもつい最近まで市町村民税として犬税は存在しており、昭和30年には実に2686もの市町村で課税されていたのですが、昭和57年、長野県の四賀村を最後になくなっています。

そのほかにもオーストリア、オランダ、フィンランドでも地方税として犬税が課されており、オランダのアムステルダムでは一頭あたり年109ギルダー(約1万5千円)だそうです。
オランダではこの犬税のために、飼い主は糞をしても堂々と置き去りにするそうです。

また、中国では犬を連れた人をほとんど見かけないようですが、これも税金が高いことが理由です。
北京では一頭あたり初年度1千人民元(約1万4千円)、2年目以降は5百人民元(約7千円)が必要なのです。

オーストリアでは、犬税のほかにもレンタルビデオ税、カジノ税、飲料・アイスクリーム税、イベント娯楽税、モーターボート税、釣り税、狩り税、別荘税、広告税、政治献金税などユニークな税金がたくさんあります。
名前から大体想像がつきますが、音楽の都ウィーンのイメージとはどうやら違うようです。

カナダも非常にユニークな税金があります。カナダでは食品にかかる消費税はゼロで、レストランなどでの外食はサービスの購入ですから標準の6%がかかります。とはいっても、食品と外食との区別が難しい例も多々あります。
例えば、カナダ人はドーナツが大好きなのですが、ドーナツ屋での購入時に、店内で食べるか、持ち帰るかを判断するのは難しいということで、すぐに消費できるという基準を設けています。
ドーナツの場合、6個以上であればその場で食べきれないとみなされて消費税はゼロ。5個以下ならば消費税6%がかかるというわけです。
ドーナツをすぐに消費できる基準を6個とするカナダ人には驚きますが、大阪のおばちゃんなら絶対後ろに並んでいる人と共同で買うでしょうね(笑)

フランスではもっと複雑で、一般に食料品の税率は5.5%なのですが、チョコレートについては原則として19.6%がかかります。ただ、この原則にも例外があって、カカオの含まれる量によって税率が違うようです。(日本のビールと発泡酒のようなものなのでしょうか…。)

このように、海外に目を向けるとユニークな税金がたくさんありますが、今後日本も税源移譲によって、地方が独自のアイデアで課税することも十分考えられます。
すでにいくつかの県で産業廃棄物税が導入されていますが、富士山や琵琶湖を守る環境税や山梨県ではミネラルウォーター税が検討されています。先日は秋田県が全国初「子育て税」の案を発表し、地方自治体は独自課税を検討しているようです。
お役所は昔も今も徴収する知恵には感心しますが、使い方にももっと気を使って欲しいものです。。。

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