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お金の重さは?

所長の眼鏡

2007年08月1日

年金問題、格差問題、憲法改正、教育制度改革・・・と、現在、わが国が抱えている問題を挙げるときりがありません。
中でも年金問題は理解に苦しむ部分が多く、社会保険庁の対応ぶりには呆れてしまいますが、早急に自分の年金記録を確認する必要があると思います。
同封の別紙にて、現時点での可能な解決方法を列記しておりますので、是非ご覧ください。先日の参議院選挙で自民党が大敗しましたが、将来受け取ることができるはずの年金を国に任せていて安心ができないというのも、なんとも不思議な国です。

私はこのような問題が起こる背景には2つの原因があると思います。
1つ目は「自分のお金ではないから」。バブルの頃、銀行マンがお金を貸しまくりましたが、「あんなことができるのは自分のお金ではないから」と皮肉られました。
今回の年金問題も、社会保険庁の職員にとっては「自分のお金ではない」からでしょう。まさか社会保険庁の職員の年金記録が漏れているとは思えませんから(笑)

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どんな仕事でもそうですが、自分のためなら頑張れるが、他人のために頑張るというのは難しいものです。
私がまだ学生の頃、友人の引越しの手伝いに行ったときのことです。そんなに大きくないソファーを運ぶとき、ある友人が「これは2人やないと、とても持たれへんわ!」と言っていたのに、「それもういらんから誰か持って帰れへん?」と言われた途端、1人で担いで持って帰ったのです(ー ー;)
こういう人は意外に多いかもしれませんが、他人のためには半分の力しか出せない人間が社会保険庁には多かったのでしょう。

2つ目は、「現代のお金には重さがないから」です。その証拠に、1000億円あろうが1兆円あろうが、置き場所には困りません。
よほどの裏金でない限り銀行に入金しておけばいいのです。10年ほど前、ミュージシャンの小室哲哉が「通帳記入に行ったら、通帳の桁が足らなくて記帳できずに困った」と言っていましたが、普通はそんな心配は要りません(苦笑)しかし、これが江戸時代ならどうでしょう。1兆円貯めたら、まず1兆円分の千両箱が必要で、次にその千両箱を入れておく蔵も建てなければなりません。
もし、ねずみ小僧がそこから1万両盗めば、10箱の千両箱を汗水垂らしながら運ばねばならなかったのです。
このように、昔のお金には、ちゃーんと重さがあったのです。

お父さんが給料日に現金を持って帰らなくなって何十年にもなりますが、最近はさらにお金は電子化され、携帯電話だけで買い物するのにも困らなくなりました。
驚いたことに、沖縄に旅行に行くのに、財布を持たずに携帯電話だけで何の不自由もないそうです。
近い将来、孫にお年玉をあげるのも、電子マネーで孫の携帯にピッと送るだけで、「お爺ちゃん、お婆ちゃん、携帯の電源入ってなかったから全然気づかんかったわ!ありがとう!」
という返事が後日メールで送られてくるのも、そう遠い話ではないのかもしれません。
しかし、本来お金を扱う人間は、お金に込められている人の思いや、お金を稼ぐために流した汗を理解しなければなりません。
マネーゲームをしているごく僅かな人以外は、お金は働いて稼ぐものだからです。
1万円には1万円の重さがあることを忘れてはならないのです。


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