エンディングノートを
書きましょう

エンディングノートを書きましょう

エンディングノートについて

エンディングノートについて

相続の「相」という字は、「人相」や「手相」の「相」で、「すがた」という意味です。したがって、相続というのは本来、財産だけではなくその家の考え方、親やご先祖の教えを引き継ぎ後世へと伝えていく、ということなのです。その思いを書き残すのがこの「エンディングノート」です。

自分のしてきたこと、したかったこと、できなかったことなどを振り返り、今までは目前のことに一所懸命で見えなかったものが、自分史を書くことで俯瞰的に見直すと、1本の線で繋がるかもしれません。

このノートは愛する家族や親しい友人達に負担をかけず、できるだけ戸惑いが少なくなるように、そして、今まであなたが体験してきたことを、次世代に書き残し、これからの毎日を心豊かに、そして安心して過ごすためのものです。

普段の生活の中で、ほんの少しの時間だけ立ち止まり、これまでの自分と、これからの自分を見つめてみてはいかがでしょうか。自分と向き合い、すばらしい人生の集大成を自分で演出するためにも是非このノートをご活用して下さい。

エンディングノートは現代社会の必需品となりつつあります

高齢者の間で広まる死の準備

エンディングノートの構成

相続や葬儀など死を迎えてからのことはもちろん、介護が必要になった場合にもエンディングノートは役に立ちます。

自分の人生を振り返ること、残された方が迷わないこと、この2つを中心にエンディングノートの構成を考えていきましょう。

目次内容
(1) 自分史について 私のこと、私の歴史、懐かしい思い出、家族との思い出、住所録、大切な人へのメッセージ
(2) 医療・介護について 健康のこと、介護のこと
(3) 財産・相続について 財産のこと、保険のこと、遺言のこと、家系図
(4) 葬儀について 葬儀のこと、お墓のこと、法事のこと、家紋

エンディングノートを書く目的

(1) 老後の自分のため   
(2) 残された大切な人のため

コラム:1,000人親子アンケート

ここで、親子1,000人を対象にしたアンケートをご紹介いたします。
希望や考えていることには当然ながら相違がありますし、事前に相談をしていなければ相続トラブルなどが起こりやすくなります。

親子でどんな話をしたいですか。(複数回答)

墓や葬儀のやり方など、ご自身の“終末”について何か希望はありますか。またそれを子どもと話したことはありますか。

相続でもめそうなトラブル原因

残された人の数だけトラブル原因があると考えてもよいでしょう。
自分が考えている以上に、些細なことでもトラブルに発展することがあります。

相続でもめがちなトラブル原因

もめない相続へのステップ

第1ステップ 財産の全体像をつかみましょう

最も厄介なのは不動産です。すぐに売ってお金に変えれるわけではありませんし、相続人が共有で取得するということになると後々の揉め事にも繋がります。
そして財産にはマイナスの財産も含まれます。例えば住宅ローンや借入金です。さらに財産についてはその評価方法を知っておくことも大切です。例えば土地と建物では評価の仕方は変わってきます。


第2ステップ 相続人の数を知る

相続人が何人いるのか?これを把握しておくことは大事です。相続人の人数でいくらまでなら税金はかからないという判定になります。相続人の数がわかったら今度はどうやって財産を分割するかを決めていきます。万が一の為にも遺留分(最低限もらえる財産)も知っておきましょう。


第3ステップ 財産形成

ライフプランを立てましょう。ご本人やご家族の生活を基盤として生前贈与や相続人が被相続人になるという二次相続まで考えてライフプランを立てることが大切です。
そして相続人への分割を考える際に不動産なのか、金融資産なのか現金なのか、相続人にあった財産を残しましょう。


第4ステップ 自分がいなくなってからの家族の幸せのために

不動産や住宅ローン、年金、生命保険等、どれだけの財産があるのかは、生前にご家族に伝えておきましょう。
そして、エンディングノートや遺言書で死後に伝えたいことを書いておきましょう。


当事務所で全面的にサポートいたします

当事務所では、エンディングノートの活用や、もめない相続の為の財産の評価や生前贈与のやり方、相続税のシミュレーションから節税までトータル的にサポートしております。

一人では不安な方や何をしていいか全くわからないという方、いろんな相談にのっていただきたい方などぜひご利用ください!

当事務所ではお客様に寄り添って最善の方法を考えサポートしていきます。

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