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消費税の軽減税率って何?

所長の眼鏡

2019年03月1日

今年の101日から実施される予定の消費増税ですが、経過措置として飲食料品(アルコール類は除く)と新聞は例外的に8%に据え置かれます。

これを軽減税率と言います。

すでに海外では国によって様々な軽減税率が存在し、海外では「この措置は失敗であったが後戻りができない」という議論があるにもかかわらず、日本はそこへ足を踏み入れようとしています。

 

 

例えば、コンビニやスーパーで売られている「オロナミンC」と「リポビタンD」の消費税は何%になるのでしょうか。

「オロナミンC」は大塚製薬で、「元気ハツラツ!オロナミンC!」のCMで有名です。

私が子供の頃は読売ジャイアンツの選手を起用していたので、アンチ巨人の私は「絶対買わない」と心に誓っていました笑。

一方の「リポビタンD」は大正製薬で、「ファイト!一発!」のCMで有名です。

二人の俳優が断崖絶壁を登ったり激流へと乗り出したりと、なんとも暑苦しいCMです。

本当に断崖絶壁であんなビンを出したら、間違いなく後ろの人から「危ない!!!」と激怒されます笑。

 

 

 

 

あまりにも有名な2本の栄養ドリンクですが、答えは「オロナミンC」は8%、「リポビタンD」は10%となります。

え?と思われたかもしれませんが、「軽減税率」の対象となるのは「飲食料品」です。

して、飲食料品とは、食品表示法に規定する食品をいいます。

2本の栄養ドリンクを見てみると「オロナミンC」は炭酸飲料、「リポビタンD」は指定医薬部外品となっています。

したがって、ビタミン剤やサプリも食品表示法に規定されている食品であれば8%となり、医薬品や医薬部外品に分類されているものは10%となるのです。

大塚製薬と大正製薬の戦いでもなく、新聞のように読売が圧力をかけたわけでもなかったんですね。

これからは薬局に行っても、食品か医薬部外品か表示を見て判断する人が出てくるのでしょう。

 

 

この他にも、生きた畜産物は食品に該当しませんが、生きた水産物は食品になるものもあります。

ペットフードは食品ではなく、コーヒー豆はOKですが、果物の苗木や種子はダメとなります。

このあたりは冷静になればわかりますが、みりんや料理酒はアルコールに該当するので食品ではない、氷はいいけどドライアイスはダメなど例をあげればきりがありません。

 

 

この他にも、外食は10%でテイクアウトは8%というあいまいな基準も一時話題になっていました。

導入間近になると再燃するのでしょうが、こちらも本当にややこしいです。

 

 

例えば、お弁当の宅配は8%ですが、届けてもらってカップのお味噌汁にお湯を注いでもらったら10%になるとか、回転寿司で回ってくるお寿司を折に詰めて持って帰ったら8%でいいのか等、「アカンに決まってるやろ!」と突っ込みたくなることが満載です。

国税庁のHP「消費税の軽減税率制度に関するQ&A(個別事例編)」にあらゆる事例が細かく掲載されていますので、一度ご覧になってください。

 

 

ある程度の店舗になるとレジで判断してくれますが、出前もしている街のお寿司屋さんやうどん屋さん、お弁当屋さんなどは混乱するでしょうね。

軽減税率って喜ぶ人いるんでしょうか。。。

 

 


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