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売れないものを売るには…

所長の眼鏡

2019年08月1日

 以前「売上アップの手法について」といったセミナーをしていた頃、「漬物石はどんなトップセールスマンでも売れないと言われています。皆さんならどうやって売りますか?」という話をよくしました。

 

 皆さんも考えてみてください。

都会では家で漬け物を漬けるなんて習慣は無くなりました。

第一あんな重いモノを買って、持って帰るのも一苦労です。

ちなみにAmazonで売っているか調べてみましたが、なんと2.5キロ~20キロまで売っていました。

配達する人も驚くでしょうね。

 

 ただ、昔と違って今はインターネットがあります。

アイデア次第で売れるかもしれません。

例えば、集客や口コミはしやすくなっていますので、「料理教室で漬け物を漬けてインスタにアップしてもらう」といった営業トークもありでしょうし、そこで体験した人たちが家でも漬け物を漬けるようになればと発想は広がります。

もしかしたらブームが来るかもしれません。

 

 では、ここで質問です。

あなたは手のひらサイズのちょっと綺麗な黒っぽい石を売ろうとしています。

 

 

正真正銘ただの石ころです。

これを1000円で売るには、一体どうすればいいでしょうか?

 

 ちなみに、この石ころを笑ってしまうようなアイデアで売った男がアメリカに実在しました。

しかも彼は、1000円相当で150万人に売ったのです。

わずか半年で、石ころを15億円売ったということになります。

 

 その答えは、PET ROCKと言って、「エサも散歩も不要で、しつけも事前に済んでいる唯一無二のペット」です。

もちろん逃げ出すこともありません。

 

 実はこれ、1976年にクリスマスプレゼントとして大流行したそうで、実際に150万個も売れているのでバカにはできない素晴らしいアイデアです。

誰しもアイデアグッズを発明して特許で印税生活ができたらいいな~なんて夢見たことがあるでしょうが、実際にはなかなかできるもんではありません。

石に目を付けただけですが、むしろこういう柔軟な発想をできる人は、どんな困難な状況でも誰も思いつかないような発想で打開することができる人なんでしょうね。

 

 

 これはアイデアを出すというより、石は石ということで終わらなかったということなのでしょう。

思い込みに囚われない柔軟な発想とよく言いますが、石は石です。

思い込みも何もありませんよね。

閃きのようなものでしょうか。

それを商品にしようという行動力や実行力も大きなカギを握っているように思います。

 

 「売れないものを売る」というのはマーケティングのアイデア勝負です。

そもそも「売れるものを売る」ほうが近道というのは言うまでもありません。

しかし、昔の発明家は世の中が便利になればという発想で力を注いでいたのとは違い、今はモノがあふれている時代です。

昔の発明家以上に発想力がいりますね。

余談ですが、電話を発明したアレクサンダー・グラハム・ベル、彼は数々の発明を世に残していますが、忙しい最中にかかってくる電話が一番嫌いだったそうです。笑

 


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