コラム『所長の眼鏡』

時間管理とクローゼット2024.02.01

 

今年も早くも1ヶ月が過ぎました。今年は閏年なので366分の31が終わったと考える人は少ないでしょうが、簡単に言うと12分の1が終わりました。

時間が経つのって、あっという間です。忙しくてパフォーマンスを発揮できない人もいると思いますが、そういった人が最高のパフォーマンスを発揮するにはどうすればいいのでしょうか。

仕事術や時間術って、ノウハウはたくさん出回っていますが、「そもそも時間管理は不可能」だという考え方もあります。

 

たとえば、人はスケジュールの整理整頓よりも、空間の整理整頓のほうが簡単にできます。

スケジュールは目に見えませんからね。

1日の長さはどれくらいなのかは、目に見えません。

時間が「目に見えない状態」である限り、時間を管理することは不可能なのです。

だから、時間を整理整頓することは、空間を整理整頓することとまったく同じだという認識をすることが第一歩です。

 

 

あなたのグチャグチャの一日は、あなたのグチャグチャのクローゼットと同じなのです。

グチャグチャのクローゼットを想像してみてください。

限られたスペースなのに、入りきらないほどの物がギュウギュウ詰めにされて、まったく秩序もなく、隙間という隙間に物が詰め込まれて、結局何が入っているのかまったく分かりません。

同じような黒のズボンを何本持っていますか?何が入っているか分からなくて、ここまでグチャグチャだと、クローゼットのバランスが完全に崩れてきます。

 

これは、スケジュールにも同じことが言えます。

1日のスペースを決めておかないと、忙しいときは到底1日では入りきらないほどの量をギュウギュウに詰め込んでしまいます。

その結果、管理業務ばかりに時間を取られて、マーケティングに十分な時間を割けなかったり、クライアント対応にばかり時間を取られて、管理業務に十分な時間を割けなかったり。。。

 

そこで、自分の時間や1日を、限られた量しか入らないクローゼットだと考えてみます。

そして、1日の中に詰め込もうとしているものに対して「これをするのに、どれくらいの時間がかかるのか」という、見落とされがちだけど、重要な質問をしてください。

忙しい人に限って、この質問をしません。

2時間かかるとしたら、投資に対するリターンはどれくらいなのか?そのように考えて、1日というクローゼットに入れるものを選び抜いていかなければなりません。

クローゼットで考えると、すでにいっぱいなら、「あと10着くらい買ってもいいかな?入るかな?」とは考えないですよね。

どう考えても無理や、と。

 

でもこれが仕事になると、「これもやりたい。あ、これも。」なんて、詰め込み放題になるわけです。

でも実際にやったら出来ない。

ミスをする。

そして、「もっと集中しよう」とか「もっと早く取りかかればよかった」と反省はするけど、そもそも原因が違うとこにあるから、解決しないのです。

 

こういう経験ってありますよね?バイキングでどれもこれも美味しそうなので、気合を入れて取りまくっても、揚げ物と炭水化物にやられて数分で撃沈。。。胃袋のキャパオーバー。

気を取り直して、デザートに挑むも、思った以上に甘すぎてシャーベットに逃げる始末。

 

今年こそは、欲張らず、余裕をもって行動したいものです。