事務所ブログ

欠損金の繰越控除期間の延長(平成27年度税制改正大綱)

 正月気分の残る1月も終わり、もうすぐ2月ですね。 2月と言えばバレンタインデーがありますね! 欠損金の繰越控除期間が延長されました。今回はそのことについてお知らせします!
欠損金の繰越控除制度とは、法人の各事業年度開始の日前9年以内に開始した事業年度において生じた欠損金額がある場合には、その欠損金額に相当する金額を、当該各事業年度の所得の金額を限度として、損金の額に算入するというものです。 この制度を受けることができるのは青色申告書を提出した事業年度です。  参照:欠損金の繰越期限が迫っている時は・・・
現行では繰越控除できる期間が9年と定められていますが、今回の改正により10年に延長されます。 また、青色申告書を提出しなかった事業年度の災害による損失金の繰越期間及び連結欠損金の繰越期間においても繰越控除できる期間が現行の9年から10年に延長されます。
そして、これに伴い、以下の措置がとられます。 ①青色申告書を提出した事業年度の欠損金の繰越期間、青色申告書を提出しなかった事業年度の災害による損失金の繰越控除制度及び連結欠損金の繰越控除制度の適用に係る帳簿書類の保存期間 9年→10年 ②法人税の欠損金額に係る更正の期間制限  9年→10年 ③法人税の欠損金額に係る更正の請求期間  9年→10年
ただし、これらの改正は、平成29年4月1日以降に開始する事業年度で生じた欠損金額について適用されることになっています。